3Dプリンターでマスクを作る:2
3Dプリントってどうするのさ、、、
うちに3Dプリンターが来た!
ついにやって来ました。 人生初の3Dプリンター「ANYCUBIC MEGA-S」が!
一緒に買ったPLA(ポリ乳酸)素材のフィラメント(プリント素材)も一緒に置き配でガスメーターの中にいました。
調べたところ、この機種が対応しているフィラメントはPLA、ABS、TPUに対応しているとのことですが、初心者は「硬くて加工はキツイが失敗しにくいPLA素材」がいいよ!とYoutuberや3Dプリント系のブログで言っていたので、迷わずPLA素材のホワイトを購入です。
さっそくデカい箱から取り出して、組み立てます。 組み立てといっても8箇所ネジ止めしてケーブルを繋ぐだけなので、大したことはないです。
そしてYoutubeで何度も見直したベッド(物体がプリントされるテーブル)の調整ですが、これはなかなか面倒でした。 おそらくプリントの品質に関わる調整だと思うので、動画やマニュアルに書いてあるとおり慎重に調整しました。
そしてフィラメントを通して、スイッチオン! 昔のゲームみたいな音を出しながら起動します。
付属しているSDカードにもともと入っている「フクロウのモデル」をさっそくテストプリントしてみます。 1時間半くらい経った頃(ご飯食べて待ちました)、ベッドの上には2匹のフクロウが!
イグアスさんのマスクを試しにプリント
フクロウさんができたところで、次は前の記事でも書いた株式会社イグアスさんが無償配布している3Dプリントマスクのデータをダウンロードして、テストプリントしてみます。
あらかじめ調べておいた情報によると
- 3DデータはSTLというデータ形式
- 3Dプリンターでプリントするには、スライサーで gcode というデータに変換する必要がある
とのことです。
イグアスさんのデータはSTL形式で配布されているので、データ形式は問題ありません。 さっそくインストールしておいたUltimaker Cura(スライサー)を起動してSTLデータを配置します。 この辺の作業手順もYoutubeに動画があるので、参考にさせていただきました。ありがとうございます!
なんとかgcode形式のデータに書き出して、SDカードで3Dプリンタにデータを送ります。 そしてデータを選んでプリント開始です。
約3時間後、マスクのプリントが終わりました。 ただ、スライサーの設定がよく分からずに読み込んだままプリントしたので、口の部分の裏にある サポート(中に浮いた部分をプリントするために必要な柱)が頑丈すぎて自分には取れませんでした、、、
スライサーでモデルを調整してみる
前回取れなかったゴツいサポートは浮いている場所のしたに作られるので、スライサー上でマスクデータを口の部分を下にしてプリントするように180度回転させて配置してみました。 なんとこれだけでプリント時間が30分ほど短縮されるようです。 ※プリント予想時間やフィラメントを何メートル使うのか、モデルの重さなどはスライサーで確認できます。
さっそくこの状態で再テストです。 以下はプリント中の様子です。 サポートも両端と口元の部分に最低限しかないように見えます。
そして、出来上がったのが以下の写真です。 サポートは口の部分をとるのにちょっと苦労しましたが、なんとか取れました。
以下は修正前のマスクと並べて撮った写真です。
さて、次はいよいよオリジナルマスクのプリントといきたいところですが、その前にやることがありました。
オリジナルマスクの3Dモデルを作らないと話になりません!
次回は3Dモデリングアプリ「Shapr3D」で、オリジナルマスクデータを作ります。