ドローンのバッテリー収納ケースを作ってみた
トイドローンとはいえバッテリーは取り扱い注意です
トイドローンの最大飛行時間
ドローンの選択基準として「最大飛行時間」を重視したことは前の記事でも書きましたが、この最大飛行時間の表記は付属しているバッテリー全てを使用した最大飛行時間であることには注意が必要です。
購入したHoly Stone HS370の場合はバッテリーが2個付属してくるので、バッテリー1個あたり約11分の連続飛行ができます。
自分のような初心者はとにかく練習あるのみだと思うので、バッテリーあたりの飛行時間はとても重要です。
調べてみると、ドローンは上下・前後・左右・旋回と自由自在な動きができますが、動く時に4つあるモーターの回転を個別に緩めたり早めたりして飛行するため、モーターの回転速度を変化させる時に電気を消費するとのこと。
つまり、表記されている最大飛行時間(バッテリーあたり11分)はホバリングしかしていない場合の理想的な飛行時間なので、実際には5分程度の飛行時間とみていいでしょう。
トイドローンのことをよく知らない頃は、飛行時間みじか! って思ってましたが、商品を比較検討してみるとバッテリーあたり11分は電費が良い方でした。
そして、初心者は特にですが「室内で5分連続で飛ばす」のが何より大変でした、、、
バッテリーがいっぱい!
Holy Stone社のトイドローンを購入すると、全ての機種ではないようですが無料バッテリープレゼントキャンペーンの紙が入ってます。
その紙に記載のメールアドレスに評価を送り、Amazonのレビューが掲載されると、バッテリーが1個送られてきました。 これは飛ばしては落とし、飛ばしてはぶつけを繰り返している初心者としては非常にありがたいです。
ただ、バッテリーが増えて連続して練習できる時間が取れるようになったのはいいんですが、バッテリーがバラバラと置いてあると無くしそうで怖いんですよね、、、 特にドローンで使われる リチウムポリマー電池(リポバッテリー) ってのは取り扱い注意の代物らしく、下手に紛失したくないんです。
そこで、またしてもヤツの出番が来ました。 そう!3Dプリンターです!
バッテリー収納ケースを作ってみた!
まずはバッテリーの大きさを大体測ります。 キツイと入らないし、リポバッテリーに負担がかかりそうなので、若干大きめにサイズをとります。
いつものようにiPad proでShapr3Dを立ち上げ、さっそくモデリング開始です。
ケースに入れたまま充電できるようにしたかったので、ケース下部には充電器を挿すための穴を開けてます。
ahwin.gadget ドローンのバッテリーケースを改良中。 前回プリントしたのは、隙間が開きすぎていたので、サイズを調整して、たくさん穴を開けて素材をケチ、、じゃなくて放熱を良くしました。 @ahwin.gadget #3dプリント #ドローン
View More on Instagramそして、(2度の失敗を経て)ついに出来ました!
ahwin.gadget ぴったりサイズ HS370のバッテリーをまとめて収納するケース。 ケースに入れたまま充電可能。 @ahwin.gadget #3dプリント #ドローン
View More on Instagram多少、内面をやすりがけしましたが、ちょうどいいサイズでバッテリーが収まりました!
ドラフト品質でプリントしてるので、仕上げが汚いのは許してください、、、
これでリポバッテリーを無くさずに済みます。やったー