HolyStone HS210pro を軽量化してみた:その1
軽くすればいいというものでもないらしい、、、
良い機体だが鈍重な HS210pro
HolyStone社の名機 HS210 にカメラをつけた HS210pro という機体、部屋で飛ばしたり屋内で空撮するにはとても良い機体だと思います。
ただし、モーターパワーの割に機体が重いので、とにかく動きがトロいです。
EACHINE E010 や HolyStone HS210 、 Makerfire Armor65 lite のつもりでクイックに旋回させると曲がりきれずに壁にぶつかります、、、
室内で空撮をするにはそのトロさがプラスに働くと思いますが、軽い機体に慣れていると逆に操作が難しく感じたりもします。
いつものように軽くしてみる
そこで、いつものようにいろいろ外して3Dプリントカバーに換装・プロペラ変更というやり方で手軽に軽量化を図ってみることにします。
ますは、機体カバーと上部のプロペラガード・ネジx15本を外します。
これだけでもかなり軽量化できてると思います。
この状態で飛ばしてみると、離陸したときに普段より高度が上がってしまい、天井すれすれまで上がってしまいました、、、
次は、いつものパターンですが最小限の機体カバーを3Dプリンターでプリントし、機体に設置します。
そして最後に、プロペラを標準の3枚羽から2枚羽に変更します。
どうやら軽くすればいいというものでもないらしい
ここまでの状態でテスト飛行してみました。
軽量化にはなるもののプロペラを2枚羽にしたせいか、やはり動きは鈍いですね、、、
試しに4枚羽に変更してみると、少しだけ動きが機敏になってきました。
それよりも困ったのが、機体が上昇しすぎる問題でした。
この手のトイドローンには気圧センサーが内蔵されていて自動的に高度を維持してくれるんですが、機体カバーを取ったのが悪かったのか事あるたびに機体を上に上に上げようとするんです、、、
動画ではわかりずらいかもしれませんが、機体が天井に当たらないように下へ下へとこまめに調整する事態になってますw
※エアコンからの風が影響している可能性もあります。
今回はちょっと残念な結果になってしまってますが、可能な範囲でもう少し調整してみたいと思います。