ビジネスチャット Slack のススメ
ChatBotをフル活用してお仕事を超効率化する
Slackへの移行
このところの新型コロナウイルス蔓延によるリモートワーク増加で、Slack や LINE WORKS 、 Chatwork などなどのビジネスチャットを使う機会も多くなってきたと思います。
弊社では、3年前に事務所を捨てて完全リモートワークになったこともあり、2年前からSlackを導入しています。 当時はChatworkとSlackくらいしかメジャーどころがなかったので、調べたところ他サービスとの連携がスゴいSlackを使うことに決定しました。
もともとメールが大嫌いなので、特定のメンバーとの連絡は全てメッセージを使ってたんですが、一時期 仕事上のトラブルが多発したこともあり、その機に乗じて一気に導入しました。
電話やメールでの連絡が、トラブル対応の効果も相まって一気にSlackに移行しました。
以前から悩んでましたが、メールでのやりとりが多くなると以下のようになります。
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やりとりが多くなると、挨拶文と署名だけでやりとりの半分が消費される!
とんでもない長さのメールやりとりの半分が「挨拶」と「署名」ですよ!あまりにバカっぽい、、、
せめて署名は短くしましょう。 -
「ありがとうございました!」や「よろしくお願いします!」だけのメールが何通もある!
そんなのチャットでいいじゃん、、、 -
迷惑メールの処理が本当に迷惑すぎる、、、
迷惑メールフィルターをすり抜けたメールの処理と迷惑メールではないのにフィルタされてしまったメールの復帰、、、この処理時間は本当に 無駄無駄無駄無駄無駄無駄! -
大半のマルウェアはメール添付で来る もういい加減にして欲しいです、、、
もちろんメールにも良いところはありますが、日常的なやりとりにメールは使いたくないのが本音です。
Slackの強み
Slackの強みは、なんといってもものすごい数の他サービス連携があることでしょう。
自分が連携しているサービスは
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Google Calendar Google Calendarに等位録しているWEBサイト更新スケジュールから、今日の公開コンテンツの予定を8:00AMと公開30分前に通知するように設定してます。
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RSS 上記のコンテンツ公開が確認できるよう、RSSフィードを取得しています。
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NAVITIME 外出時の電車時刻や乗り継ぎ情報をSlackから取得できます。
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Evernote Slackから離れることなく、Evernoteに情報を登録したり、検索したりに使ってます。
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IFTTT 別の記事でも書きましたが、Slack と Alexa を連携するために使ってます。
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Hubot Slackと連携するチャットボットです。 プログラムが書けて自由に使えるサーバをお持ちの方であれば、もう これだけあればいいんじゃないか! と思うくらいなんでも出来ます。 弊社の業務の主役といっても過言ではないです。
Slackとの連携(インテグレーション)を使えば、Slack以外のアプリを開く必要があまりなくなります。
このことが仕事効率化にはとても役立つのです。
自分は使ってませんが、Zoomとの連携なんかもありますよ。
ChatBotを活用する
前述のチャットボットHubotは、Javascriptでプログラムを記述して弊社のサーバ(linux)上で常時動作させてます。
サーバ上では、主に以下のプログラム構成で仕事をさせてます。
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Hubot
Slackからの命令を受けて動作するチャットボット。 Javascript(Node.js)でプログラムを書いてます。 -
Python
最近はいろんなところでオススメされているプログラミング言語ですね。 メインのプログラムはPythonで記述していて、Slack -> Hubot -> Pythonプログラムの順に呼び出される構成にしています。 -
Selenium Web Driver PythonプログラムからGoogle Chromeを呼び出して、WEBサイトをリモートコントロールするために使います。
WEBサイトの管理画面をコントロールしたり、確認用コンテンツに間違いがないかなどをチェックするのに使ってます。
ブラウザをコントロールできるので、実質WEBサービスでは何でも出来ます。 -
Google Chrome 言わずと知れたGoogle社のWEBブラウザーChromeのlinux版です。 上記のPython(Selenium Web Driver)を使って、headlessモード(インターフェースの無いモード)で呼び出してます。
上記の構成を基本にして業務効率化を測っていますが、プログラムとサーバ管理ができれば、他にもいろんなことが実現できます。
以前の記事にも書いてますが、サーバ管理やその他の使い方もありですね。
- サーバのアップデート
- APIを使ったYoutube動画の公開管理
- Amazon Cloud Frontのキャッシュ削除
- コンテンツ公開
上記は、Slackのリマインダーコマンド(/remind)を使って、指定した時間に動作するようにしています。
などなど、使い方は無限と言っても過言ではありません。
サーバ管理とプログラムに自身のある方は、ぜひ挑戦してみてください。